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レゼム T-738
アルコール希釈性が高く、アルコール水溶液で希釈することで各フィルム基材への濡れ性や塗工時の消泡性を改良することができます。
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テープ/紙/フィルム用水系剥離剤
機能
中剥離性
オレフィン
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特長
・非シリコン系 の水系表面処理剤です。
・粘着物質のブロッキング防止性に優れます。
・処理した塗布面は適度な離型性を持ち、重ね貼り性も良好です。
・ポリエステル、ポリオレフィン等の基材との密着性を有し、転移がありません。
・処理した塗布面は印刷適正に優れます。
・アルコール水溶液で希釈して使用することができます。
・塗布乾燥後の表面は撥水性・滑性を有します。
フィルム基材での剥離力測定

試験テープ アクリル系粘着テープ 日東電工 ㈱ 製 No.31B
基材:東レ株式会社製 ルミラーT60
貼り付け条件 2kgローラーを 3往復 して圧着
保存条件 室温× 20時間 、もしくは5 0℃× 20時間
剥離力 180°剥離(300㎜ 分)
残留接着力 SUS304テストパネルからの剥離、貼り付けから 6 0分後に測定。
180°剥離(300㎜ 分)
紙基材での剥離力測定

試験テープ アクリル系粘着テープ 日東電工 ㈱ 製 No.31B
基材:上質紙
貼り付け条件 2kgローラーを 3往復 して圧着
保存条件 室温× 20時間 、もしくは5 0℃× 20時間
剥離力 180°剥離(300㎜ 分)
残留接着力 SUS304テストパネルからの剥離、貼り付けから 6 0分後に測定。
180°剥離(300㎜ 分)
活用事例
粘着テープ(背面剥離)、剥離フィルム、離型紙
塗工液の調整方法
・塗布量に合わせて水で希釈してご使用ください。
・乾燥性向上やフィルム塗布時の弾きを改善する目的で、希釈水の代わりに5~80%イソプロピルアルコール水溶液で希釈することも出来ます。
塗工方法
・レゼム調整塗工液は一般的なコーティング設備で塗布できます。
・塗布量は固形分として0.1~2.0g/㎡が標準です。
・ポリオレフィンやポリエステル(PET)等のフィルムはコロナ放電等の処理が必要です。また、オレフィンフィルム等に塗布して弾きが出る場合は、塗工液調整時に5~80%イソプロピルアルコール水溶液で希釈する方法を推奨します。
乾燥方法
・乾燥温度は通常100℃~150℃の範囲内です。
・5~80%イソプロピルアルコール水溶液で希釈する方法や、塗工液を濃くして薄く塗布するなどの塗布方法で乾燥性を向上することができます。
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