製品・商品情報
光架橋型水溶性ポリマ-
製品概要
重合性官能基を有する水溶性樹脂で、紫外線照射により水や溶剤に不溶な膜を形成します。パターニング材料・コーティング材料・バインダーなどの用途開発を行っています。
特徴
- 重合性官能基をグラフトした水溶性ポリマーで、重合開始剤を添加することにより、紫外線照射で硬化させることができます。
- 硬化皮膜は透明で耐水性、耐溶剤性に優れております。
- 有機・無機物の分散性に優れている為、乳化・分散剤として利用できます。
- 水溶性ポリマ-で、溶剤、反応性希釈剤を使わないので、環境に優しく安全性が高い。
用途
- パターニング材料
- コーティング材料
- ゲル形成材料
- その他、硬化性バインダー
製品詳細
水系UVポリマー
水系UV ポリマ-には露光後乾燥させるタイプの「O-106」と乾燥後露光するタイプの「O-391」の2 種類があります。
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「O-106」: 淡黄色透明液状の水溶液です。露光後乾燥することにより耐水・耐溶剤性のある透明な皮膜ができます。水性インク等の吸着性に優ています。
又、露光後の硬化物は含水ゲルになります。 -
「O-391」: 淡黄色液状の水溶液です。「O-106」ベースに水溶性モノマ-を添加した、乾燥後露光タイプです。乾燥後露光することにより透明な耐水、耐溶剤性のある皮膜ができます。
無機物等の分散性がよいので高充填が可能です。 - 用途により水溶性樹脂の種類、重合性官能基の導入率等対応は可能です。