製品・商品情報

酸化防止剤ディスパージョン

製品概要

懸濁重合や乳化重合時に使用する酸化防止剤ディスパージョンです。代表用途としては、塩ビの懸濁重合時の重合停止剤、ABS 乳化重合時に添加される酸化防止剤として使用されます。

永年培った乳化・分散技術を活用し、添加剤本来の機能を追求したポリマー添加剤(ディスパージョン)です。重合工程からコーティング剤製品まで幅広くご利用頂けます。

用途

  • 一次酸化防止剤(重合工程で使用)。
  • 各種ラテックス製品の熱、光劣化防止剤(ラテックス製品に使用)。
    ABS、PVC、NBR、SBR、CR、ポリウレタン、SBS 等

製品詳細

ポリマー添加剤(ディスパージョン)一覧

耐熱安定剤

ヒンダードフェノール系酸化防止剤 m.p. 特徴
L-828 エチレレビス(オキシエチレン)ビス[3-(5-tert-ブチル-4-ヒドロキシ-m-トリル)プロピオネート]
(IRGANOX 245)
78℃ スチレン系樹脂、エンジニアリングプラスチック。
特にポリアセタール、ポリアミド等、ポリウレタン、塩ビ、MBS エラストマー合成繊維、紡糸油等の加工等で耐熱性に優れた効果を与える。
セロゾール L-306-40 オクタデシル-3- ( 3,5- ジ-tert- ブチル-4- ヒドロキシフェニル) プロピオネート
(IRGANOX1076)
53℃ 多くの高分子化合物と相溶し揮散性が低く、耐油性に優れている。
主な適応素材は、PE.PP.PB 等のポリオレフィン、HIPS、ABS 等のスチレン系ポリマー、EPDM,BR 等の各種エラストマー、リニアポリエステル、塩ビ、接着剤が挙がる。
オリゴマー型(フェノール系)酸化防止剤 m.p. 特徴
K-840 オリゴマー型ヒンダードフェノール(DCPD とp-クレゾールのブチル化反応物)
(WINGSTAY L)
100℃ 高活性で揮発性が低く、汎用フェノール系酸化防止剤に比べて、低添加量で効果を発揮する(/PB) 。
高温特性にも優れる。又、耐汚染性(着色)に優れる。NR、IR、SBR,CR,ABS 等に適する。
フォスファイト系酸化防止剤(加工安定剤) m.p. 特徴
セロゾールPA M-454 トリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)フォスファイ (IRGAFOS168) 185℃ ヒドロペルオキシド(ROOH)の分解剤の他にも作用機構は多説ある。
耐加水分解性、耐揮散性に優れる。ポリオレフィン系、スチレン系、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアミド等多くの樹脂に使用される。フェノール系酸化防止剤と併用で相乗効果でる。
イオウ系酸化防止剤 m.p. 特徴
セロゾールPA
M-489
ジドデシル3,3'-チオジプロピオネート
(IRGANOXPS800)
40℃ ヒドロペルオキシド(ROOH)の分解剤。ポリオレフィン、スチレン系樹脂等にフェノール系一次酸化防止剤と併用されている。
高温での相乗効果(静的)が著しい。
イオウ系酸化防止剤の分解過程で生じるチオールがフェノール系酸化防止剤を再生していると言われる。単独ではさほど効果が無い。

耐光安定剤

ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 m.p. 特徴
セロゾール K-498 2-(2'-ヒドロキシ-3'-tert-ブチル-5'-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾール
(TINUVIN 326)
140℃ ポリマーに有害な紫外線を吸収して、無害な運動エネルギー、熱エネルギーに変換して効果を発揮する。
自身が熱や光に安定である。ポリオレフィン系に適している他、重金属イオンとの反応性が乏しく、低温硬化ポリエステルに適している。
多くのポリマーと相溶性に富み、幅広く用いられる。低抽溶出性、低揮発性。

蛍光増白剤

  m.p. 特徴
セロゾール L-813 2,5-チオフェンジイル(5-tert-ブチル-1,3-ベンゾキサゾール)
(TINOPALOB)
200℃ ポリマーの黄味を帯びた色調を青白い色調に見せる効果を有する。
紫外線エネルギーを吸収して可視領域の紫~青色の部分に放射する為、この波長領域の反射率が高められる結果、鮮やかな色相を与える。
最大吸収波長375nm 最大放射波長435nm。PL 認可の汎用タイプ。

ディスパージョン性状

品名 外観 酸化防止剤純分 (wt%) 添加量 (dry)
L-828 白色液状 40.0 0.5%~
セロゾール L-306-40 白色液状 36.0 0.5%~
K-840 淡黄白色液状 45.0 0.5%~
セロゾール M-454 白色液状 45.5 0.5%~
セロゾール M-489 白色液状 36.0 0.5%~
セロゾール K-498 白色液状 48.0 0.5%~
セロゾール L-813 淡緑色液状 42.6  

上記記載のポリマー添加剤以外の物でも、乳化・分散検討を致します。

保管・取扱方法

  • 長期静置した後に使用する場合は、撹拌均一化した後、ご使用ください。
  • 貯蔵は、密閉にて5~35℃の直射日光が当たらない場所で保管してください。また、凍結にご注意ください。

※詳細はSDSをご参照ください。

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